●サンビラ
最大水深20mの砂地と緩やかに盛り上がる造礁サンゴからなるポイントです。流れる事もなくサンゴ礁に住む魚が多くフィッシュウォッチングには最適で、南方系のチョウチョウウオやベラの仲間が多く観察できるポイントです。 |
●吉右衛門
水深25m前後の砂底から急激に立ち上がる根が寄り集まったポイントです。最浅部は8mで流れはほとんどなく、そのわりにソフトコーラルが豊富です。夏には回遊魚が回ってくることも多いポイントです。地形のダイナミックさも味わえる近場ポイントです。 |
●イスズミ礁
最大水深18mの砂地と根の入り混じった地形のポイントです。小さなアーチがあり、流れもほとんどなく、ゆっくりフィッシュウォッチングを楽しむのには最適です。特に夏場はチョウチョウウオが多く、その群れは圧巻です。また白い砂地は明るくとても綺麗です。 |
●コーラルガーデン
浅い根が東西に点々と水路のように続いていてテーブルサンゴやソフトコーラルが多く見ることが出来ます。マクロ系の魚が多く見られ、時々流れも入るため回遊魚や珍しい魚も見ることが出来るます。透明度の良い時は、日の光が差し込んで気持ちのいいポイントです。 |
●塔の沖
近場ポイントには数少ない地形のダイナミックなポイントです。南北に根が長くのびています。流れはほとんど入ることはありません。西側がドロップオフになっていて、最浅部7mから最深部27mとなっています。根の上にはソフトコーラルが多く見られ、根魚も多く群れています。冬場になると珍しいウミウシが多く発見されるポイントです。 |
●双島沖1の根東
双島沖1の根の北東に位置するポイントです。メインとなる根は3つあり、そのうちの2つには大きな洞窟があります。最浅部は13m、最深部は27mです。ここも潮流の影響を受けるポイントなのでソフトコーラルが多くあり、回遊魚も現れることが多いです。キンギョハナダイやキホシ、スズメダイなどの根魚が多く見られます。
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●ヨリコバ
最浅部18m、最深部43mのダイナミックな根で、東西に長くのびています。潮流の影響を強く受けるポイントであるため、回遊魚の出現率も高く、根の上にはソフトコーラルが多く見られます。最浅部が18mと深いので上級者向けのポイントとなります。 |
●双島沖1の根
双島沖にある3行2列の6つの根で、外洋のポイントの中では比較的流れが弱いポイントです。最浅部は14m、最深部は25mで外洋の根魚をゆっくりウォッチングするのには最適です。
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●浅地
根が南北に楕円形をした外洋の隠れ根で黒潮の枝潮が直接当たるため、潮流は速いことが多く、中・上級者向けのポイントです。根の最浅部は6m、最深部は北側で38m、南側で55mです。串本では回遊魚の出現率が最も高く、特に夏から秋にかけてはキビナゴや鰯の群れを追って大型の回遊魚によく遭遇します。根の西側は、潮通しが良いためソフトコーラルや根魚が多く、とてもカラフルです。また南側の地形はかなりダイナミックなドロップオフとなっています。南北に一つずつ、人が通り抜けられるトンネルがあります。
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●双島沖2の根
双島沖1の根の南西にある、南北にのびた海底山脈で最浅部は12m、最深部は35mです。潮の当たる根の西側はドロップオフになっており、それに沿って潜ります。ドロップオフの壁は、ソフトコーラルが豊富で綺麗です。また水底は白い砂で明るく、地形も楽しめます。潮流が入ることが多いので回遊魚の遭遇率も高いポイントです。
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●下浅地
浅地から南東にある巨大な隠れ根で、潮流の影響を受けやすく、最浅部16m、最深部50mと深く、上級者向けのポイントです。根は大き過ぎて回りきれないため潮通しの良い南西部のドロップオフを潜ります。このポイントのウリはなんと言ってもダイナミックな急激に切り立ったドロップオフです。根の上には、ソフトコーラルやテーブルサンゴが多く見られます。
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●アンドの鼻
アンカーの周辺は転石地で北に行くと水深20m前後の砂地となります。魚の数は一見少ないように思われますが、砂地には多くの底生生物が多く見られます。また、珍種の魚の発見率が非常に高いポイントです。最近では大きなアザハタが根付いている『アザハタの根』が人気です。
このポイントは毎年12月〜3月(不定)の間だけ開放される
冬季限定ポイントです。。。
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●備前
水深14m〜最大水深25mのポイントで、いくつかの根が点在し、砂地とゴロタが混じった地形なのでマクロ生物をたくさん見ることが出来ます。特に砂地には串本でもあまり見れないようなハゼの仲間が多く見られます。回遊魚が回ってくることもあるので、ワイド〜マクロまで幅広く楽しめます。
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●住崎
水深5m〜25mまで大きな根が点在するポイントです。魚の種類が豊富で、時には回遊魚が回ってきたり、珍魚が現れたりするポイントです。流れはほとんど入らないポイントですがごく希に強い流れが入ることもあります。マクロ系の生物が多いポイントです。
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●グラスワールド
水深15mにあるアンカーを起点に東エリアと西エリアに分けられます。東エリアには背の高い根が2つ並んでいて、周辺でマクロ生物が多く見つかります。また、根の北側にはアナサンゴ大きな群落があります。 西のエリアにはガレ場の丘にミズガメカイメンが点在し、周りを南方系のベラやチョウチョウウオの仲間がたくさん泳いでいます。南の浅場には、串本では珍しい熱帯系のサンゴの群落が見られます |
●島廻り
浅地の北側に位置する台地状の根です。最浅部は6m最深部は27mで、時には流れが入ることもあります。そのため、潮の当たる南西のドロップオフはソフトコーラルで覆われていて、回遊魚も現れることもあります。また根魚も豊富です。メインの根の北西には洞窟のある根があります。シーマンズクラブ専用桟橋から一番遠いポイントです。
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