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| 資源・環境保全への取組 |
自然豊かな南紀熊野の山々に降った雨は、緑の山や森を潤し、ゆっくりと浸みだした山水は小さな流れとなり、渓流を作り出し流れを大きくし、、やがては大海原へと流れ出します。
海へと流れ出た水は海水と混ざり、リアス式海岸は微生物を生み出し成長させ豊かな海へと変わります。
微生物を餌とする小魚が生息し、その小魚を求め遙か南の海から中型大型魚、大型哺乳類が回遊してくる豊かな海になりました。
しかし、豊かな海を取り巻く環境も変化し、水産資源にも変化が出始めてきました。漁業者にとって欠くことのできない水産資源を維持していくためには、我々漁業者も何らかの取組が必要になってきました。
採捕期間・採捕サイズの規制などの他、種貝・稚魚の放流などを行い、水産資源増殖を図るなどの取組を行っています。
また、限られた天然資源を補うため、魚類の養殖にも取り組み、タイなどの他、近年注目されてきたクロマグロの養殖やクエ、ハタ類の養殖も盛んになり、ヒジキやヒロメなどの海藻類の養殖にも取り組み始めました。
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