■2008年11月 クエを卵から稚魚にまで育てる種苗生産に取り組んでいる和歌山県水産試験場(串本町)は6日、串本町沿岸で稚魚約1000匹を放流した。 同試験場は今年、飼育方法を工夫し、稚魚の生存率が大幅に向上。6月に孵化した稚魚約1万1000匹を、放流用として県内の各漁協に配布した。 和歌山東漁協と試験場の職員が、串本漁港で状態の良い稚魚を選んで右腹ビレをカットして目印をつけ、海上に移動して放した。