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橋杭・串本・高富・有田・田並・江田・和深地区の観光・イベント情報
 串本は、紀伊山地を背に潮岬半島が雄大な太平洋に突き出した本州最南端の町です。
 本州最南端の地、潮岬は
北緯33度26分、東経135度46分。これは、東京の八丈島とほぼ同緯度に位置します。
茫々たる太平洋に面し、東西に長く延びた海岸線はこの地方の特色であるリアス式海岸で、奇岩・怪石の雄大な自然美に恵まれ、吉野熊野国立公園及び枯木灘県立自然公園の指定を受けています。
黒潮が直接打ち寄せる串本は古くから全国屈指の漁業の町として栄え、新鮮な魚介類が連日水揚げされています。近年、マリンスポーツの多様化に伴い、磯釣り、船釣りに加え、トローリングやルアーフィッシングで賑わってきました。また、黒潮に乗って北上するカツオ、マグロなどの他、大型ほ乳類のクジラ、イルカ、シャチなどが、船で沖に出れば見ることもでき、近年、ホエールウォッチングも盛んになりました。
 古くから海上交通の要所、漁業の町として栄えた串本には、たくさんの歴史的に価値ある文化財や史跡、素朴で伝統のあるお祭りがたくさん残っています。ゆっくりとこの町を旅してもらい、素朴で暖かい人情に触れてみて下さい。

日本最古の石造り灯台
 本州最南端の地、潮岬と灯台
 串本町潮岬は、本州最南端の地! 黒潮打ち寄せる潮岬は磯釣りや船釣りでも有名ですが、冬のある時期、水平線東側から太陽が昇り、水平線西側に沈む光景が見られる事でも有名です。

 本州最南端の地、潮岬は北緯33度26分、東経135度46分
古くから海上交通の要所としても知られ、紀伊大島樫野埼と並ぶ日本最古の石造り灯台が今も海の安全を守っています。
 

風・音・炎の祭典
 本州最南端の火祭り
 本州最南端、望楼の芝焼きとして行われてきたものを、2001年より「本州最南端の火祭り」 風・音・炎の祭典と題して、名物「しょらさん鍋」「串本節保存会・岬節保存会・トルコ民俗舞踊団の表演」「餅つき・芋餅プレゼント」「芝焼き」と、一日楽しいイベントが組まれています。

 当日の天候により変更もあります。毎年1月最後の土曜日に行われます。


弘法大師と天邪鬼
 橋杭岩
 串本から大島に向かい、約850mの列を成して大小40余りの岩柱がそそり立っています。

 その規則的な並び方が橋の杭に似ていることからこの名が付きました。海の浸食により岩の硬い部分だけが残り、あたかも橋の杭だけが立っているように見えるこの奇岩には、その昔、弘法大師と天邪鬼が一晩で橋を架ける賭をして、一夜にして立てたという伝説も伝わっています。

 吉野熊野国立公園地域にあり、国の名勝天然記念物に指定されています。
 

ラムサールの海
 串本町珊瑚の海がラムサール条約に登録されました。
 2005年5月20日環境省は世界的に重要な湿地などを保全するラムサール条約の登録候補地20カ所を発表しました。
 その一つに、串本海中公園を含む串本沿岸海域が入ることが決まりました。

 ラムサール条約とは、1971年に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地を保全するため採択されたもので、現在では水辺の生態系の保全という観点から、湿原だけでなく干潟や藻場、サンゴ礁なども対象に含まれています。串本の海はサンゴ礁の海ではありませんが、サンゴの多さからサンゴ礁生態系に匹敵する生態系を維持しています。

 2005年11月にアフリカで開かれるラムサール条約締約国会議で
非サンゴ礁では世界唯一登録されました。


日本で一番小さい美術館
 無量寺と応挙芦雪館
 本土最南端の地、串本町の無量寺境内に建つ日本で一番小さい美術館で、設置の主たる目的は無量寺寺宝の保存と公開であるが、現代美術作品の収集・展示も行っている。

 館内には円山応挙、長沢芦雪をはじめ、伊藤若冲、狩野山雪、狩野探幽、白隠らの名品50点余りが展示されている。中でも円山応挙筆の『波上群仙図』、長沢芦雪の『竜虎図』を含む55面の障壁画(国の重要文化財)は海外からも高い評価を受けている。

円山応挙作品
紙本墨画波上群仙図 壁貼付2、襖貼付6
紙本墨画山水図 床(とこ)貼付4、違棚壁貼付4
紙本金地著色群鶴図 天袋貼付4
長沢芦雪作品
紙本著色薔薇図 襖貼付8(上二之間)
紙本墨画竜虎図 襖貼付12(室中及び仏間)
紙本墨画群鶴図 壁貼付1、襖貼付6(下一之間)
紙本墨画唐子琴棋書画図(遊図) 襖貼付8(下二之間)

 






クロマグロが悠々と泳ぐ
 串本海中公園
 串本海中公園は、昭和45年に指定された日本初の海中公園の一つです。マリンパビリオン(水族館)の長さ24m水中トンネルでは、メジロザメやマダラトビエイ、クロマグロが悠々と泳ぐ姿をご覧いただけ、海底の様子を自然のまま再現した大水槽では、巨大な「ナポレオンフィッシュ」が悠然と泳ぎます。また、沖合140mの海中展望塔からは水深6.3mの海底の様子が見られ、海中観光船ステラマリスに乗船すれば世界最北限といわれるテーブルサンゴの群生を観察することができます。

所在地   串本町有田1157

アクセス  JR紀勢本線串本駅よりバス13分 江住行き「海中公園前」下車、タクシー10分

駐車場   無料 200台

営業時間  入場券販売時間9時〜16時

休業日   年中無休

入場料
水族館・展望塔入場券
       大人 1,500円。 小・中学生 700円。3才以上 200円。
海中観光船 乗船券
       大人 1,800円。小・中学生 900円。
入場・乗船セット券
       大人 2,400円。小・中学生 1,350円。
電話番号  0735-62-1122



夏の風物詩
 串本祭りと花火大会
毎年8月の第1土曜 場所:串本桟橋広場
町民、隣接町からのゲストを迎え串本節総踊り、花火大会が開催されます。


花火大会

磯釣り大会
 ラブ太平洋、串本フィッシング大会&デイリースポーツ杯
串本町観光協会、デイリースポーツ社主催による釣り大会で、大阪、京都、兵庫、滋賀、三重、和歌山の各釣り連盟や釣りクラブ、JR西日本、串本町等の後援により、渡船を利用した磯釣り大会です。
協賛釣り具メーカーも多く、商品も多数用意されており、太公望が例年関西中京方面からも多数参加していただいています。
●大会日時:毎年10月第3日曜日
[競技会場]串本町内の各磯(渡船利用に限る)
      参加費無料(ただし高校生以上)
競技部門 1.石鯛・石垣鯛の部  2.グレの部
     3.イガミの部  4.サンノジ・アイゴ・イサギの部
     5.他魚の部  各部門10位まで入賞(20cm以上)
各部門1位〜3位、デイリースポーツさんのもあります。W受賞です。
また、釣れなかった方にはラッキー賞の抽選がありますのでお楽しみに。
 

串本町内が秋祭り一色
 串本地区の祭りと獅子舞
 串本地区の祭りは、近年10月の第2土日の3連休に行われるようになりました。漁師方が中心にこのなわれていた祭りも、勤め人や学生が中心の祭りへと変わっていく内、参加者の減少に対応するための苦肉の策と言うことになります。
 反面、都会へ出ている若者や串本出身者は3連休を利用し、年に一度のお祭りを楽しみに帰省するという良い結果も現れてきました。

 また、この10月の3連休の間、串本町の和深から潮岬、出雲、旧町内4地区、橋杭、大島の須江地区と、串本町内が秋祭り一色と言うことで、串本の秋祭り、獅子舞を見に来られる観光客の皆様も増えてきています。

 それぞれの秋祭り、獅子舞に付いては、別ページに詳しく紹介します。


 

磯釣りのメッカ
 潮岬から枯木灘、和深までの磯釣り
 黒潮打ち寄せる本州最南端、潮岬から枯木灘沿岸の和深までは、磯釣りのメッカで、関西・中京方面や遠く四国方面からの釣り客で賑わいます。

 潮岬には、太郎と花子と呼ばれる巨大な尾長グレの話もあり、一時期、潮岬で釣り上げられた尾長グレが日本記録とされていました。

現在は、尾長グレ:83.3cm(長崎アジネ)口太グレ67.5cm(四国宿毛沖)とされており、今も潮岬の巨大グレを狙う太公望が絶えません。
 


海沿いの熊野古道
 熊野古道大辺路・くじの川越え
大辺路は塩浜から串本を避けるように鬮野川を経て姫に抜けており、姫から橋杭・串本・袋を経て高富に達する道は、「下浦海岸道路は昔は道らしきものなく、只海浜を伝い歩いたことは上浦大洞の道と同様であった」(『串本町誌』)「橋杭道は砂浜に枋(ほう)の木が一面に生えていて、その間を人が通って自然に出来た浜道であって、それが唯一の道路であった(中略)。尚大洞(上浦)の方は断崖の裾の磯浜の砂利やら磯を踏んで往復する状態であった」(『串本のあゆみ』)とこもごも述べています。袋と高富の間に流れる鬮野川に架かる橋が「犬戻り橋」と名付けられているのも、荒波の打ち寄せる難所であったことを象徴的に語っています。
明治35年度に県費1万円をもって、串本から江住までの道路改修工事を行い、さらに39年度から串本−周参見間の改修工事を継続事業として実施し、大正12年、ようやく完成をみるに至りました。

 

 

魚料理が旨い町
 新鮮な魚介類が安く安心して食べられる町
 黒潮の恵みを受ける本州最南端のまち串本での「食べる」「グルメ」「名物」と言えば、必然的に海の魚介類が中心になります。
鰹、鮪など鮮度の高いお刺身の本場と言っても過言ではありません。
また、海岸線に山が迫っていることもあり、海の幸に負けないほどの山の幸があることも相まって、グルメファンには堪えられない料理、食材、名物があります。

古い街並み・静かな里山と水田・日当たりの良い静かな港町…南紀はゆっくり歩いて観てください。
 
南紀は魚が新鮮で旨い! 海と山に囲まれた観光と漁業の街には、新鮮で美味しい魚料理などが食べられるお宿がいっぱいあります。

駆け足で通り過ぎる観光はもう古い! ゆっくりと歩いてまわると街が見えてきます! 人が見えてきます! 歴史や文化が聞こえてきます。

※ご宿泊の参考にしてみて下さい。
南紀串本は魚が新鮮!、魚が旨い!、そんな美味しい魚料理が食べられるお店を紹介します。
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