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 串本支所を取り巻く環境
 本州最南端の町串本を中心に、串本、有田、橋杭、田並など14漁港を有しています。無量寺、応挙芦雪館、橋杭岩、潮岬などに加え、黒潮の恩恵を受け古くから漁業が盛んで、観光と漁業の町として内外に広く知られてきました。

 また、ハワイへの移住者が持ち帰り、串本で始められたと言われる「カツオのケンケン釣り漁法」は全国に広められ、その漁法は今も近海カツオ漁の主流として行われています。
 また、明治時代には、オーストラリアのアラフラ海の木曜島へ真珠獲りのために、優秀なダイバーがたくさん串本からも移民しました。

 浅海漁場
 限りある魚介類資源をいつまでも確保するために、近年、日本中で増養殖が盛んになり、和歌山県が中心となり田辺湾と串本浅海漁場で行われ、マダイとブリが主体で漁業生産量の12.8%をしめています。

 新しい試みとして、串本町にある近畿大学水産研究所がマグロの完全養殖に成功し、近年その成果が世界中から注目されているところです。

 また、串本町が推進する「観光と漁業」を組み合わせた、マグロ養殖体験や、クルージング体験、漁村での民泊など、観光の町串本と漁業の町串本が一体化した、試みが始まっています。
 
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