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弊の祭り
 津荷八幡神社
 津荷川を河口から少し入ると、JRの線路の向こうに鮮やかな朱色の鳥居が見えてきます。
 津荷八幡神社の祭神は応仁天皇で、津荷の上地にあったものが、約100年ほど前に現在の地に遷移し現在に至っている。

 もとの宮には大きな松の大木があり、遷移する際に区長などの尽力で社務所を建立したそうです。
 以前は白木作りでしたが保存のために彩色され、現在の鮮やかなものになりました。
 例祭は3度有り、1月2日の「おまと」では、射手三人で「ゆみやこころえとー」と掛け声を掛けて念じながら弓を射る。裃を着け古来の作法が今も伝わっているそうです。
 また、旧暦六月丑の日に青田祭(通称丑祭り)、11月には霜月祭、通称弊の祭りとも呼ばれ3才〜10才までの小児が親に手を引かれ、あらかじめ神職に作ってもらった弊を持って参拝します。
 



鴬鳴滝
 津荷川
 津荷川を河口から200mも入ると八幡神社からの湧き水と津荷川との合流になります。
 河口からの海水はほぼこのあたりまで上がってき、八幡神社の湧き水付近まで汽水域に入ります。

 八幡神社湧き水は社務所の真下と参道付近の2カ所で、一年を通じて綺麗な水がこんこんと湧き出ています。

 汽水域の影響か、植物分布も他の河川では見られないものがあります。

 さらに遡ると津荷の田園地帯を流れ、古くから津荷の田畑を潤してきました。

 流れはさらに細くなり谷間を縫うようにのぼり、いずれは鴬鳴滝を経て古座から佐部へ抜ける熊野古道の支流へと繋がります。
 
 鴬鳴滝(おうこうのたき)と用水路
 河口から約2kmほどにある○○滝は、昔から津荷の子供達の遊び場として夏は親しまれ、清流から流れる水は水路を経て、生活用水や農業用水として利用されていたそうです。

 鴬鳴滝の右側には水路を造るための石積みが今も残り、滝の岩盤の一部にも見間違うほどで、自然の景観も大事にしていたことが伺えます。

 この小さな清流を何時までも綺麗なままで残し守っていって欲しいものです。

※注意!お寺下付近から奥は、鴬鳴滝までの間、普通車は入れないほど狭い農道で、道の両脇は高さもあり大変危険ですのでご注意下さい。
 
普通車進入不可能! 

鴬鳴滝

滝の右側の石積み

もとの水路跡

ポンプ小屋跡
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