本州最南端の地、潮岬と灯台

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 北緯33度26分、東経135度46分
 串本町潮岬は、本州最南端の地! 黒潮打ち寄せる潮岬は磯釣りや船釣りでも有名ですが、冬のある時期、水平線東側から太陽が昇り、水平線西側に沈む光景が見られる事でも有名です。

 この度、大阪のアマチュア写真家が撮った珍しい写真を、ご厚意で掲載させて頂ける事になりました。もちろん、この光景を見るには、一日、潮岬に居なければ見られないわけです。

 写真掲載ご協力:大阪府寝屋川市在住で、串本町ご出身の濱 祐喜雄氏
 掲載写真:日本写真家協会JPS展2005年第30回記念展銅賞入賞作品「日輪のティアラ」

 潮岬灯台
 明治3年の初点灯以来、100余年もの間、海上交通の要所として沖行く船を照らし続ける、30mの断崖に建つ白亜の灯台で、本州最南端のシンボル的存在だ。イギリス人技師リチャード・H・ブラントン設計によるもので、68段のらせん階段を上り台上に出れば、眼下には太平洋の大海原が広がります。また、灯台下には資料館も併設されています。(高さ19.55m、光度130万カンデラ、光達距離19.0海里)

所在地   串本町潮岬
アクセス  JR紀勢本線串本駅よりバス17分 潮岬行き「灯台前」下車、タクシー15分
駐車場   あり(1回300円)50台
営業時間  9時〜16時
休業日   年中無休
入場料   大人200円(中学生以上) 小学生以下 無料

 望楼の芝
 本州最南端の地、潮岬の先端に広がる約10万uの大芝生。その昔、海軍の望楼(物見櫓)があったところで、「太陽の出て没るまで青岬」と山口誓子によってうたわれているように、眼前には緩やかな弧をえがいて太平洋が広がり、地球が丸いことが実感できます。また、隣接する潮岬観光タワーの海抜100m、360度見渡せる展望台は、目の前の青々とした芝生、紺碧の海をはじめ、晴れた日には遠く那智山までが見えます。観光タワーにて、「本州最南端訪問証明書」を発行しています。
冬のある時期、水平線から昇った太陽が同じ水平線上に沈む光景もご覧いただけます。

また、1月の最後の土曜日には「本州最南端の火祭り」も催されます。

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